仏の国のこちら側

フランスから、30歳2児のママが大学へ行くまでの記録。

「妊娠、出産に関する用語」を追加しました

f:id:hotokenokuni:20181126072846p:plain

 

一週間ほど前に書いた、「妊娠、出産に関する用語」 の記事にもう一つ表現を追加しました。

 

この記事です。↓

hotokenokuni.hatenablog.com


子供の成長をたずねる表現。

profiter は、よく使う単語だったのに、この使い方は知らなくて、へ~!となったものです。


さっきふと思い出したので、忘れないうちに!息子がいびきグーグー言ってるうちに!

書き直しました。

 


そして今回から、カスタムURL とやらをやってみることに!

本格的に人に読まれるブログを書いている人からしたら、初級も初級のことなのでしょう...

 

私はさっき知ったよ!

よよ!

 

すでに投稿済みの記事を書き直す~関連のことを調べていたら、辿りついた新情報でした。


なんか、アクセスに関係あるらしいけど、特にアクセス数もないこんなブログですが、万が一!将来的に爆発することをちょっと期待して 笑
これからカスタムURL とやらにしておこうかなぁ。


なんて、ふふふ。

 

 

では、おやすみなさーい

「妊娠、出産に関する用語」 フランス語で?

f:id:hotokenokuni:20181114183202j:plain


 


定期健診。そして出産、入院。
結婚にともなって、渡仏する人もたくさんいると思います。

病院に通い始めると、専門用語はもちろんのこと、どういう風に言うんだろう?と思うことばかりですね。


二度目の出産を通して学んだこと、ちょこっとまとめておこうと思います。

(一人目の時は健診の度に夫に付き添ってもらっていたので、理解することを丸投げしてました 笑)

 

もちろん、調べてすぐ出そうなことは載せてませんよ。
私が紹介したいのは、あくまでニッチなフランス語ですからね!!

 

 

これからフランスでママになる誰かの参考になったら嬉しいです。

 

 

 


前駆陣痛、後陣痛

陣痛(une contraction)については、妊娠も後半に近づくと先生の口からよく聞くと思います。
では、前駆陣痛、そして後陣痛は?

 

実はこれらも、une contraction みたいです。

出産が近づいて、産婦人科医、又は助産師との面会があると、「どう?陣痛は時々ある?」という風に聞かれます。
そんな時は本当の陣痛ではなく、前駆陣痛をさしています。

出産後も、体調を聞かれて、「お腹が痛い」なんて訴えると、「陣痛ね~」と言われます。
これは後陣痛のこと。

 

陣痛に伴うお腹の張り

le vendre est dur.

「お腹が硬い」と言います。張るとは言いません。

 

子宮口の開きを確認

陣痛が始まって、病院に到着。これから助産師の観察のもと出産に挑みます。
時々、助産師が子宮口の開きを確認しますが、この言い方。

 

on va faire le point.

「チェックしましょうか!」

faire le point で、現状を確認するという意味。
別に出産に関した言葉ではありませんよ!
私が出産を通して学んだ言葉なのでいちを書いておきました。

確認するという言い方、vérifier くらいしか知らなかったので。

 

母乳で育ててますか?

votre bébé est au sein?

un sein はおっぱいのこと。
赤ちゃんがおっぱいの場所にいる=おっぱい飲んでる
って意味から来てるのでしょうか?

他には、vous donnez le sein?

「おっぱいあげてる?」とかも言われました。

授乳するは、
j'allaite.
「私授乳してます」

ですが、sein の言い回しの方がよく聞きます。

 

便出てますか?

産後の悩みのひとつ、便秘。
先生も気にしてくれます。

vous êtes allée à la selle?

「トイレ行きました?(便出ました?)」

la selle は馬の背中の鞍、自転車のサドルのこと。
トイレにまたがる動作から来た表現でしょうね。


私は普通に、「うんち出なくて~」と話していましたが、これって恥ずかしいのかしら 笑?

 

母乳が出てきた!

赤ちゃんが生まれてすぐに出る母乳は特別なもの。
産後2,3日してから胸が張って、本格的な母乳が出始めますね。

その時のことを、
la montée de lait と呼びます。

先生にも、
vous avez une montée de lait?

「どう?母乳出てきた?」と、様子を聞かれます。

monter=登る、上がる
おっぱいがパンパンに持ち上がってくるからですかね?

辞書を引いたら、montée には「始まり」の意味もあるそう。

 

乳首が切れる

初めての授乳は辛いもの。
肩、腰が痛くなったり、胸の張りで眠れなかったり。
乳首が切れるのも、また辛い...

そんな時は、
j'ai des crevasses.
と言いましょう。

クリームかなんかを処方してくれると思います。

crevasse は裂け目、亀裂のこと。
なのでそのまんま。
「裂け目があるんです」という意味です。

 


赤ちゃん大きくなってる?

産後、約一週間後。
病院も無事退院した後のこと。

助産師が家まで出向いて、赤ちゃんの体重をはかりに来てくれます。
もちろん、産後のママの体調。母乳のこと。赤ちゃんとの生活。いろんなことを相談出来ます。

国民健康保険が提供してくれるprado(プラド)と呼ばれるサービス。
私の家にも近所のおばちゃん助産師がやってきてくれました。

 

il profite?

「どう?ちゃんと成長してる?」とたずねる彼女が使った表現がこれでした。


profiter は楽しむ、利益を得る、恩恵を受けるという使い方が主流です。

子供と遊んでいると、近所の人に
「すぐ大きくなるからね。この時期を大事にしてね。profite bien!」なんて言われることがとてもよくあります。

よく楽しんでね!今を大事にしてね!というニュアンスです。


なので、助産師から聞いた時は最初、私がこの日々を楽しめているか?と聞かれているのだと思いました。
なかなかややこしいですね。

profiter には健康に育つ、大きくなる。という別の意味もあるんです。

 

 

 

 

 

こういう風に言うのか~と思って、覚えてたのはこんなところかな。
またふと思い出したら追加します。

 

 

ではでは、不安の少ない出産を祈ってます!!

 

出産報告と、フランス人パパのイクメン事情

f:id:hotokenokuni:20181112055341j:plain

ブログを更新せず、1ヶ月が経ちました。

 

その間に、次男を出産してましたよ!
無事に生まれました!!

 

パチパチ

ふ~、大変だった...

 

 


これでサブタイトル通り、二児のママです。

(ついでにタイトル通り、ちゃんと大学目指さないとなぁ~ 笑)

 

 

出産が大変なのは、当然ですが、約一歳半の男子と新生児の面倒は思ったよりも大変です。
頼れる家族が誰もいないので夫無しではやっていけません。

 


もちろん人にもよりますが、フランス人パパ、子煩悩が多いですよ!
離婚率の高いフランスでは、週の半分はパパだけと暮らす子もたくさんいます。


子供好きというよりも、日本に比べて家族との関係が濃いので、若い時から甥っ子、姪っ子、従姉妹なんかの、年の離れた親戚を可愛がり慣れてるおかげって感じです。


離婚、再婚後に再び子供を作るカップルも多いので、かなり年の離れた弟、妹がいる人も珍しくないです。

(ちなみに夫は一番上のハーフブラザーとは、30歳離れてます。スゴイ!!)

 


子供のいない20代、30代の男性が兄弟の赤ちゃん預かるって、あまり日本では聞かなくないですか?
毎週末、兄弟の子供に会いに行くそんな成人男性、日本にたくさんいますかね?

私は自分の独身の兄弟が、喜んでうちの息子を預かるとか絶対想像出来ないですもん...

 


わんぱく長男に対しては、なんでどっかから毎日落ちるの!?
なんでなんでも投げるの!?
なんでこんなに乱暴なの!?

と、手こずりつつも、彼なりに寂しい思いをしてるのかも。と、切ない気持ちにもなります。

 

ごめんね。
でもお母さんは二人とも同じように愛しているんだよ。

いつかは、伝わるでしょうか...?

 

 

今は夫がまだ産休中。
彼の産休後はどうするか。
また、自分の産休後、復職するかなど今度の生活についても考えないと。

と、思いつつ今後を考えるのが、あー、めんどくさい。

 


更新はボチボチですが、ブログも辞めずに頑張っていこうと思います。
入院中に覚えた妊娠、出産に関する語彙なんかもまとめて記事にしますね。

 

 

ではでは、息子が寝たので、私も寝ます!
バイバイ!

実は難しくないフランス語〈動詞の活用②〉

f:id:hotokenokuni:20181108070131p:plain

 

前回に引き続き、動詞の活用について。
まだの人は、ぜひ読んでね。↓

 

hotokenokuni.hatenablog.com

 

 

動詞の活用表を見ながら、実はフランス語の活用だって恐れることはない!ってお話をしたと思います。
そして前回は、現在形のこんなミニマルな表までたどり着きました。

 

f:id:hotokenokuni:20181007045044j:plain

 

え?ちょいおおざっぱ過ぎじゃない?
と思ったら、そっとパソコンを閉じましょう。

 

今日もおおざっぱな話しが続きますので...笑

 

 


過去形

f:id:hotokenokuni:20181109050835j:plain

 

ほい!これが過去形。


引き続き、manger (食べる)を使ってみていきましょう。
passé composé(パセ コンポゼ)と言います。

 

フランス語で過去のことを表現するにはいくつかの時制を使い分ける必要があります。このpassé composé は一番初めに勉強する過去形の形。
単純に過去に起きた出来事、した事を伝える形だと思えばいいです。

(他の過去形には、一度きりではなく繰り返して行われたことを伝えるものなんかがあるよ)


昔の出来事で言いたいことがあれば、まずはこれを使っていれば全然問題ありません。
他の過去形はしばらく、無視無視!

 

(たぶん学校で学ぶ場合も、passé composé の後はしばらく他の過去形はやらないはずです)

 

さてさて、活用表に目を通してみましょう。

最後の単語はどれもmangé(モンジェ)で終わっていますね。
ほほほ!これは幸先が良い!!

 

覚えることが少ないのは嬉しいぞ!

 


manger のpassé composé の作り方

 

主語+avoir+mangé(participe passé といいます)


このavoir とは、英語でいうところのhave の原形。
原形ということは使う時に、やっぱり変化しますね。

 

avoir の活用表を見てみましょう。

写真

いい感じにバラエティーに飛んでいますね...
えぇ...大変。

 

いやいや、これは覚えましょう!
いつか自然にと言わず、何回も声に出して暗記しちゃうのです。

 


何てったって、avoir はhave(持っている)という意味の単語。
いろーーーーんなことが表現できちゃうわけだ!!

 


「赤いカバンを持っているよ」はもちろん、
「犬を飼っているよ(持っているよ)」だって。

頭をひねれば、「車の運転が出来ます(免許を持っているよ)」なんてことも伝えられるわけだからさ。

早く覚えてどんどん使わないとね!!

 

 

話しはそれましたが、passé composé はavoir の活用を覚えてしまえばとても簡単。

 

 

 

と、締めくくりたいところだけど...


avoir を使わないで作るpassé composé があるんだな!!!!

 

 

ひぇーーーー


例えば、aller(行く)という動詞を見て下さい。

 

f:id:hotokenokuni:20181111055454j:plain

 

そうそうこれ。
être を使って、passé composé を作っているんです。
être は英語で言うbe。

 

「私は日本人です」
超初級ですら無視できない文章ですよね?

 


avoir に続いて、頑張って覚えなきゃならない活用ですね。


そして、このêtre を使って過去形を作る動詞はたくさんありません。
少しリストアップしておきますが...

 


je suis allé 行く
je suis parti 出発する
je suis arrivé 到着する
je suis sorti 外に出る
je suis entré 中に入る
je suis resté とどまる

 

 

あれ?どれも似ている気がする?

そうなんです。どれも場所の移動に関する動詞。


なので完全に覚えきれなくても、あ、これはêtre の方だな。
ってそのうち感覚的に分かるようになりますし、日常的に使う単語が多いので口にも耳にもする機会がとても多い!

 

間違ってavoir で言ってしまっても、きっとみんな訂正してくれると思います。
ルールだけ知っておけば、その都度、そうか。この単語もêtre なんだなって覚えていけばいいんじゃないかな。

 

 

よし!
ほら、フランス語で過去の話しをするのだって、実はそんなに難しくないでしょ?

 

 


やっぱり単純ではないフランス語

簡単、簡単と書きたいところですが、フランス語はやっぱり奥が深い。


passé composé 一つとっても、今説明した通り、作り方が2種類ありましたよね。

実はこれだけでは終わりません...

 

 

例えば、「自分の歯を磨きました」って言う場合...

je me suis brossé les dents. 

 

あれ??? 
なんかまた増えてる!?

 

 

そうなんです。自分に対しての行為を表現する時、また違った文法のルールが発生するんです。

 

それから、
「私達は去年、出会いました」は、

on s'est rencontré l'année dernière.

 

となり、先ほどの歯磨きの文章と同じような形になります。
お互いがいて発生した出来事は、私がリンゴを食べた。とは、違った表し方をしましょうってことなんです。

 


今、ここ読んで、頭ポカーンってなった人!

スッカリ忘れて下さい!

 

いーのいーの。もー、忘れて!忘れて!! 笑

 

 

 

まずは、avoir で作るpassé composé をたくさん使ってみましょう。
頭の隅に、être のことも少し入れておきながら。

 

 

未来形

おっと、ついにここまで来ましたよ。
現在形が言えて、過去形が言えたら、未来のことも言いたいよね!


この3つがあれば、ずいぶん立派なフランス語を話せると思いませんか?

 

未来形と呼ばれる時制は、一旦おいておいて。
とても便利。尚且つみんながしょっちゅう使う表現があります。

 

futur proche(フチュー ポッシュ)と呼ばれるもの。

proche というのは「近い」という意味。
つまり、近い未来、すぐ起きる未来を指しています。

(時間的に近くない場合でも使うことがあります)


未来形との違いは今知る必要はないですし、とにかく未来のことはfutur proche を使ってみましょう!

 

 


futur proche の作り方


主語 + aller + 動詞の原形

 


je vais partir. 私はこれから出発します

tu va faire quoi? 君はこれから何するの?

 

こんな感じ。


aller の活用を覚えたら。
あとは動詞の原形をつっつくけるだけ!!

 

わー。簡単、簡単!
これで3つの時制を使えるようになったぞーーー!


いちを、aller の活用表はっておくよ。

 

f:id:hotokenokuni:20181111055303j:plain

 

 

まとめ

いかがでしたか?
動詞の活用だって、実は難しくないんじゃないの??というお話でした。


être, avoir, aller だけは暗記した方がいいですが、それ以外は覚えようと思わない方がいいんだと思います。


活用に苦手意識があるならば、決して一気にje もvous もと頑張らないで、必要になった時に新しい単語を増やす感覚で覚えるのはどうでしょう?

 


初級のみなさんフランス語を難しい難しいと恐れないでね。
そんな感じで私はそろそろ、nous に手を出そうと思います...笑

 

3年半フランスに住んでいる私ですらこんなもんです。

へへへ。

 

 

 次回へ続く...

実は難しくないフランス語〈動詞の活用①〉

f:id:hotokenokuni:20181108070011p:plain

 

前回は発音についてお話ししました。
まだ、読んでない方は、良かったら↓

hotokenokuni.hatenablog.com

 

まぁ、読んだところで、忘れろ、放っておけの連発なんですけどね...ふふふ


(でも、それが本当に伝えたいことなんだな!!)

 

今日は、動詞について触れていきたいと思います。
さっそく、いきましょう!



f:id:hotokenokuni:20181007044721j:plain

 

まず、上の写真を見て下さい。
これ何でしょう?

 

ある動詞の活用表です。

manger モンジェ「食べる」というごく日常的な単語。
mangerっぽい単語がいっぱいこの表にはありますが、それぞれ形は違いますよ。

 

je (私) のあとに続く動詞だけ数えてみましょうか...

 

 


いち、に、さん...


ひゃーーー!!
15個もある!!


主語のついてない形も足すと、もっとあるぅぅぅぅ!!!!

 


え、それから何?
私(je)とあなた(tu)と彼(il/elle)と、私達(nous)とあなた達(vous)と彼ら(ils/elles)も、全部形がちがうわけ!?

 

 


えええええええええええええええええええええ!!!!

 

 

 


はい。
これが私は初めて活用表を見た3年半前の反応です。
そして、絶望しました。

 

なんなんだ、この言語...
と、とりあえず、一回全部、書いておく?

 

 

そうやって貴重な一日をつぶしたこともありました。
独学って怖いですね 笑

 

 

 


活用って何?

みなさん、英語の動詞の活用。覚えてますか?


I do だったものが、he does になる。あれです。
動詞の形が文法上のルールによって、変化することです。


do がdoes に変わったのは、彼という、私でも、あなたでもない3人目の登場人物の時は形を変えましょうというルールがあるからです。

また、過去にしたことは、I did になりますね。


こうやって、いろいろな条件によって動詞は形を変えるのです。

 

そうそう。英語の授業でやったなぁー。
それにしても、英語の時はこんなに複雑な活用の表なんてあったっけ?


って思ったでしょう。
フランス語は動詞を活用するのが本当に好きな言語なんですよ。

 

だけど、実際は

こんな表を見た後では、あ~やっぱりウワサどおりフランス語の活用は大変だぁ。
使い分けられる自信がないよ...
あぁぁぁ...

って思いますよね。

 

でも、待って、待って。
心配しないで。


これまた放っておきゃいいものばかりですから!!!笑

 


現在形

まず大切なのは、今のことを言えるようになることですね?

f:id:hotokenokuni:20181007044215j:plain



今やっていることを表現すると同時に、一般的なこと、習慣的なことも表現するのが現在形です。

ついでにフランス語は、英語で言う ~ing の形がありません。
(表現としては存在しますが、動詞の活用としては存在しませんし、英語ほどは使いません)


やっている最中のことも、現在形で言います。

 

ということは、
je mange ジュ モンジュ(私は食べる)だけで、


ー「どう?これ食べてみない?」「うん、食べる」
なんて、テーブルでの“今”の会話も。

ー「君は朝は何食べるの?」「だいたいパンを食べるよ」
なんて、自分の“習慣”を伝える会話も。

ーリンリンリーン「もしもし、今何してる?」「お菓子、食べているところ」
なんて、“まさに最中”な会話も。


表現できるのです。

 

これ、当たり前なようで、大切なこと。
現在形と聞いて、あー“今”のことか。
過去でも、未来でもないのか。ってだけで思考を停止させてはいけません。

現在って言葉に惑わされてはダメよってことね。

 

またまた、上の写真を見て下さい。
je 以外の人称を順番に確認してみましょう!

 

ーtu(あなた)  manges

語尾にs が付いていますが、発音はje の時と変わりません。
s やt など、語尾につくと発音されない綴りがフランス語にはあるのです。

なので、je と同じと考えれば問題なしです。
小さな綴りミスなんて最初はどうでもいいこと。


ーil/elle(彼、彼女)  mange

この表にはil(彼)しか書かれていませんが、elle(彼女)も同じように活用します。
おっと、これはje と綴りが同じ!! 
ならば発音も同じ。

tu に続いて、il/elle もje と同じと考えましょう。


ーnous(私達)  mangeons

急にへんてこな形に変化しましたよ。
でも、大丈夫。

なぜなら、nous はですね...

無視していいからです!!
えーいいのー!? やったー!


on という救世主

活用の表には書かれていませんが、私達という人称は、on (オン)でも代用が出来るのです。

nous でも私達。 
on でも私達。
2つの細かい違いについては、今は触れないでおきましょう。


on はとても口語的、友達同士の会話はon だけで成立しますし、外で使っても決して失礼なわけではありません。
そして、このon。
il/elle と全く同じように活用するんです。

ということは、je と同じと考えればいい!


もうね、最初はね。nous なんてなかったんだくらいに思ってしまうのです!!!!

 


そんでもってね。3年半くらい経ってもそう思い続けることになるのです。

そう。私がそう。笑
マジで、全然使えません。
てか、テストとか受けない限り、nous をちゃんと学ぶ必要性を感じないのが本音です。
ニュースや、新聞読まないからでしょうかね...


ーvous(あなた達)  mangez

vous は複数形のあなたの人称ですが、“敬語のあなた”でもあります。
tu が君で、vous が貴方って感じでしょうか。


外で会話をするとなると、スーパーへ行くレベルでも、こちらは客。
相手はvous を使って会話をしてきます。


なので、これは、迷うところ...

放っておいて問題なし!って言いたいところだけど...

 


活用にすご~く苦手意識があるならば、最初は無視する!!
でもいいと思います。

 

なんせ、ちゃんとコミュニケーションを取りつつ、生き延びてはいけますから。
vous で言うべき場合でもtu で通してしまう。ということです。


どうせまだ片言のフランス語です。
敬語が使えないからといって、怒る人はそうそういません。
まず、伝わるかどうかも怪しい段階ですし。

笑顔で、ありがとう。が言えてれば、半分以上の人は親切です。


たま~に、嫌なやつもいますが、そういう人は敬語が使えてても、つたないフランス語には高圧的なのです。
(私は一度だけ、スーパーで上の方にある商品を取ってもらったおじさんに、vous を使いなさい、ちゃんと!って捨て台詞をはかれたことがあります。
近くにいたおばちゃんも、目が点って感じで。フランス人から見ても本当に感じが悪い人だったんでしょう。)


言いたいことが自分のことでも第三の者のことでもなくて、あなたのことです。というのが、はっきりしているだけでも、大切なことだと私は思うんですよね。

 


でも実際、自分がtu を使おうが、相手がvous を使ってくるので、耳にする場面はかなり多いんです。
なのでvous の勉強をしておかないと相手の言ってることが分からないってことになります。


今回は、超!初心者向けの記事ということもあるし、話しが長くなりそうなので、無視する!にしましたが、また別の機会にvous に慣れるコツを書こうと思います。

 

あ、ちなみに私はvous でストレスなく会話が出来るようになったのは、そうですね~ほんの数ヶ月前からかな!笑
え、遅いって!?

だって、お店の会話は、vous ですら数個の動詞を使い回せばなんとかなるし、職場は外人ってことでtu で許してくれるし。
近所の年配の人達も、フランス語ゼロだった私がtu で会話してるだけで、褒めてくれるしさぁ。


こんな私でも、ある程度、言いたいこと言えて、友達も作って、仕事もしているのですからね。
ほら!フランス語って実は難しくないでしょ? 笑

 

ーils/elles(彼ら、彼女ら)  mangent

最後に、複数形の第三者。
この語尾のnt もさっき出てきたs のように発音されないのです。
なので、mange と発音します。

これまたje と同じなのです!!

語尾のs の場合は動詞以外の単語でも読まれないことが多いのですが、ent に関しては動詞の語尾についた時のみ読まれないという謎ルールが発生します。
未だに、私はこれが謎なのだが...


とにかくils/elles も不安に思うことはなし!

 

f:id:hotokenokuni:20181007045044j:plain


現在形の活用表に手を加えてみましょう。


ほら!!

どうどう?
フランス語って、超簡単じゃない?

全部一緒!変化なし! 笑

 

 

そうは言っても、なめちゃいけないフランス語

へ~。
フランス語の活用はこんなに規則的なのね~。

って、思ったらごめんなさい。
やっぱりフランス語はあなどれません。

 

manger を例にこれまで説明したのは、er を語尾にもつ活用グループの話し。
この他にir で終わる動詞のグループ、不規則動詞のグループがあります。

 


でも、大丈夫!
基本的にje, tu, il/elle の綴りは違えど、発音は同じです。


私、あなた、第三者単数、私達、の使い分けが出来たら、どうどう?
上出来じゃない??笑

 

私は本当に 冗談抜きに上出来だと思うんですよね...

 


それでも、不規則動詞の中には使用頻度の超高い動詞が数多く含まれるので、初級の段階で勉強することになるのが現実です。

 

その単語に出会った時に、その都度覚えておくようにしましょう。


あくまで、出会った都度ね!
活用表として、頑張って暗記するのは個人的にはオススメしませんよ。

 

 

まとめ

どうでしょう?

かなり、強引だな~だって!?

 

あのね、最初はこのくらいでいいのよ。

サバイバル出来る道具を見定めて、それを使ってどんどん実践する。
そうやって、その言語がどんな言語なのかを体感していくことが最初は大事だと思うのよね。

まずは、大きな視点でフランス語を捉える。
細かい視点は少しずつ、基礎が出来てから。


それは、私の反省も含めて、本当に思うところ。
私は最初、細かいところが気になりすぎて、あまりいいと言える勉強法をしてなかったのよね。

英語以外の外国語にちゃんと触れるのが初めてで、手探りだったというのもあるけれど。
なので、みなさんは失敗しないで、効率のいい勉強をして欲しいの!

 

 


長くなってきたので、今日はここまで、次回の記事に続きます!

 

ちょっと待っててね。
おやすみ!

あー、こりゃ大変。からの、息子成長報告

f:id:hotokenokuni:20180930051657j:plain

 

“実は難しくないフランス語” というテーマで記事を書き始めたものの、こりゃ大変。
きちんとまとまりのある、有益な文章を書くって、超ー大変なのね!


ただの趣味というか、息抜きで始めたブログなのに、時間を奪われまくっています。
勉強時間なくなったら、本末転倒じゃん。
アホじゃん。私。

 

そうよね。ただの素人がさ、人に読んでもらえる文章を書くなんて、そんな簡単なことじゃないわな。
副業みたいにブログを書いている人は、すごいな~。と本当に思います。
まずはたくさん記事を書いて、読者を増やせみたいに書いているけど、たくさん書くって相当よ!?

 

 

さて、どうしよう。という話しです。
やめるのも悔しいし。
あまりに、のんびーりペースで更新するのも、どうかと思うしさ。

出来る限り為になることを多めに書いていこうと始めましたが。
こういう、ガス抜きになる日記みたいなものも書いていかないと続けるモチーベーションって保っていけないのかも...


ってことを思いました。

 


そんなわけで、今日はガス抜きです。


約1歳半の息子がここ一、二週間で急におしゃべりになりました。
子供の成長って不思議ですね。
徐々に能力を伸ばすのではなくて、いきなり爆発的に伸びる期間があります。

歩いた時もそうだったなぁ。


オウム返しは前からするのですが、この一週間はどの言葉に対しても繰り返す。という行動がみられて、気がついたら自分で使える言葉数がとっても増えてました。
あぁ、もうかわいい!!


不思議なことに、すでに発する言葉は、私には日本語多め、夫にはフランス語多め。
完璧にというほどではないけれど、割と多めなだけで、いやーすごいなと私は感心してます。

こないだ、日本人ママに数時間預けることがあったのですが、フランス語も日本語も言いながらどうにか何かを伝えようとしてたよ。とのこと。
いやーん、かわいい。

少しずつ、他人にも意思疎通できるようになったのね...!!
感動。

 

 

ふう。
こんな感じで、時々、思ったことを適当に書いていけばいいのかしら。
こうやって続けていけばいいのかしら。

 

そんな週末です。
フランスからは以上!

 

実は難しくないフランス語〈発音〉

f:id:hotokenokuni:20180928172750p:plain

フランス語が難しくない!?
な、なんだって!?!?

 


いや...ごめんなさい。少々、言い過ぎました。
フランス語は難しいんです。やっぱり。
でもね、そこまでは難しい言語なわけではないんですよ!

 

というのも、世間でウワサされるフランス語の難しさの大半が始めたばかりの人は無視して良いようなことなんです。
その誤解のせいでフランス語に興味がある人を遠ざけたり、初級者の最初の成長を遅らせたりしているんじゃないかなぁと個人的に感じていたのでした。

 

 

世間で言われるフランス語の難しさとは?

調べてみると出てくるのが、「発音が日本人には難し過ぎる」「動詞の活用が覚えきれない」「時制がありすぎ」「名詞の性って何なの」などなど。
だいたいこんなところでしょうか?
3年半前、フランス語を始めた私が繰り返し日本の友達に愚痴っていたことでもあります。


でもこれ、本当なの???
ひとつずつ見ていきましょう!

 


フランス語の発音


フランス語学習者がまずつまずくところ。それは発音。これは間違いないです。
どんなに単語を記憶していても、発音できずに伝わらないと、かなりストレスです。

 

r の発音がかなり特殊なのは有名ですね。喉をガッと鳴らすような音。
確かに最初は苦戦しますし、いつまで経っても正しく出せないという人も多いです。
でもねこれ。このr。あまりに特殊なので他の音と混同することはないんですよ。

何年もフランスに住んでいながら、r をスペイン語のように巻き舌で発音する外国人を何人も知っています。
それ以外の部分をきちんと話していれば、「なまってるよね。あの人」と思われるくらいです。
感覚をつかむのに時間は必要だけど、すごく難しいかというとそういうわけでもないのがr。
そしてどうにか誤魔化せもするし...心配はいらいないよ!ってこと。

私は最初、毎回r を発音する時は、喉にツバを溜めてそれをうがいする要領で音を出していました。
(字で書くと汚いんだけどね。笑 よく言われているテクニックです)

 

ウっぽい音

日本人の耳には“ウ”っぽく聞こえる音が、たくさんあります。

そもそも、日本語の母音は5つですよね?
ア、イ、ウ、エ、オ の5つ。
フランス語の発音としての母音は、10個以上。
(数え方によるらしいのでどこの情報でも約何個という書き方でした)
そりゃ、苦戦もするわけよ。


まずは、e とu。
この2つは決してとても似ている音なわけではありませんが、たぶん最初にぶつかる“ウ”の壁だと思うんです。
フランス語を始めて、一番始めにアルファベットの読み方を学びますね。
英語のアルファベットとは、そりゃまぁ全然違うわけです。
何か違うようにも聞こえるのだけど...口にしようとするとなかなか違いを出せない。
e が日本人には難しいので、どうしてもu っぽい音に聞こえてしまうんですね。

私の名字にはe が入っているのですが、予約でスペルを尋ねられた時、e の部分で相手の反応が怪しくなります。
あれ、どっちの“ウ”だこれ?ってな顔になります。
3年以上経っているのに未だにです!!
(かなり気をつけて言っているのに、く、くやしい...)

そして、アルファベットから一歩進むと、
「2つの母音が並んでいながら発音の上では一つの母音になる」なんてものが現れます。
これまた、“ウ”っぽい音のオンパレード。

ou、ue、œ、eu、œu。
どれもウだか、オだか、エだか、その中間なんだか。の音に聞こえます。

 

はっきり言いますよ。初級のあなた!
これらの使い分け、最初は忘れて下さい!!


他にやることがたくさんあります。
母国語に存在しない音は、そもそも自然には聞き取れません。
時間が経って脳みそに新しい音が書き込まれるまで、無理に聞き分けようとしても混乱するだけです。
口や舌の動かし方をきちんと学んで訓練するのは半年くらい経ってからがいいんじゃないかしら。
もう、思い切って、使い分けのコツとかも読まないくらいがオススメです。

私は正直言って、“ウ”の発音...超自信ないです。
きちんと言える単語もあるのですが、出来てないのも未だ多いです。
初めて聞いた言葉の場合、どのウだったのか推測することはほぼ出来ません!ははは
3年半経ってもこんなもんです。


ただやっかいなのが、間違いを指摘したがるフランス人に出会ってしまうこと。
「そのウはね、そうじゃないよ。こっちのウだよ」なんて言って、長々と指導してくれる人がちょこちょこいます。
本当、ありがた迷惑ってやつね。

私の場合はそれが夫でした。笑
人にものを教えるのが下手なんでしょう。
しつこく訂正されすぎて、しばらくフランス語を話すのが嫌になりましたもん。
彼の言い分では、だってこれじゃ意味が伝わらないから。でした。

確かにそれはその通り。
忘れて下さい。と言ったのは初級者に対してであって、少しずつ真剣にとり組むべきことです。
rのように誤魔化せる音ではありません。なんせ誤解が生じますからね。
でも、それはいずれ。
それよりも、相手が「は?」となった時に、それを説明出来る語彙を増やした方がいいと思います。
類語を知っておくとか、それが例えば動物なら、動物という単語を知っておくとか。
そっちに時間をさいた方がいいと思うんですよね。

え!?全然、違いが聞き取れるし!っていう人は、すぐにでも口の動かし方をきちんと勉強してもいいですよ。


それから、“エ”に聞こえるのだけど実は微妙に違う音達。
“オン”だか“アン”だか中間の音達。なんかもあります。

もちろんこれらも...最初は放っておくのです!!
(ちなみにこの“エ”の音達、“オン”の音達は“ウ”っぽい音達よりも誤解が生じないので、かなーり先まで放っておかれることになります 笑)

 

フランス語の発音。
ほらそうすると、まずはr を頑張ればいいのです。
急にハードルが下がったでしょう?

 

 

この調子でどんどんいきましょう。
フランス語はそんなに難しくないんです!
次回は、動詞の活用、時制についてのお話です。