仏の国のこちら側

フランスから、30歳2児のママが大学へ行くまでの記録。

あー、辛かった

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体調を崩していました。

 

現在妊婦なのですが。
胎動の激しさで、夜なかなか寝付けず、寝不足が数日続いていたんですよ。
日中は超絶元気な1歳半の相手(走るわ、のぼるわ、飛び降りるわ)をしつつ、最低限の家事をして。
よしこれだけヘトヘトならば瞬殺で眠れるだろう!!とワクワク横になったら、また眠れない...

もういい加減ドロのように眠りたいという意志と、やっぱり胎動が不快だという意識が、たぶんビンビンでね。
考え始めたら終わりなんでしょうね。眠れないことに対して。

結局、眠りに落ちるのに数時間。
次の日起きたら、何かもう、心がボロボロでした。
誰でもいいから、一日子供を見てくれ!と思ったものの、私の家族はもちろん日本だし、夫の近しい家族はほとんど他界しているのよね。
一時預かり保育の場所は知っているけれど、あいつら全然予約の電話に出やしない。
いや、予約取れても子供の準備して車で外に出るなんて今、ムリムリ。


友達に電話できないかと考える。
ママ友は、同じような歳の子がいるし、気が引ける。
ちょっと大きな子が居るママには車がない。まさかバスでここまで来てとは頼めない。
子供のいない友達は、あまり子供に慣れていない。
てか、今、家、汚すぎ。台所がすごいことになってる。
人呼ぶのハズイ...
さすがに死にかけてたら、こんな躊躇しないけれど、緊急で人を呼ぶほどなのだろうか?

 

困った時に、気軽に弱音を吐けて甘えられるような友達なんて結局まだいないんだよね。
ということを午前中、ぐるぐる考え続けて、よし、せめて昼くらい宅配を呼ぼうと決めた。

 

ネットで探す。
ピザ、ピザ、ケバブ、ピザ、ケバブ、高くて不味い寿司...

食べたいものがない...

 

あぁ!!!!日本に帰りたい!!!!

 

と心から思ったのでした。
里帰り出産、うらやましいです。
(家族が近いとまた別の苦労があったりもするのかもしれないんですけどね)

 

そんな感じで週末まで持ちこたえ、土曜の朝、好きなだけ寝ました!
あぁ、もう生まれ変わった!!
いうほど遅くは起きなかったんですが、誰に起こされるでもなく自然に目が覚めるまで寝ただけで本当に蘇りました。

 

なので、今は元気です。
とにかくあの負のサイクルに陥らないように気をつけています。
布団に入ったら何も考えない。辛くないポジションとかもうどうでもいい。
目をつぶって何も考えないぞ!
を、心に決めて夜に挑んでいます。


ブログを始めてから、良い感じに更新も勉強も出来ていたのに、ちょっと残念です。
(ブログは読んでる人そんないないだろうし、勉強も少量なんだけどさ)

まぁ、しょうがないですね。
のんびりやります!

 

子育て中の遠くの誰かさん。一緒に頑張りましょう。
では、では!

ブログ開設2週間が経ちました

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こんにちは。ほとけのくにです。
ブログを始めて2週間が経ちました。

わーい!


“ママ、大学を目指す”というのが当ブログのテーマでしたが、はて、私は勉強をしているのでしょうか??

 

読んでない人は、良かったら自己紹介のところ読んで下さい。

hotokenokuni.hatenablog.com

 


えっと...
えーっと...

 

少しずつはしています!
(本当に、少しです。笑 子持ち妊婦なので、今は許して下さい!)


9月に入りましたので、もうすぐ語学学校の新学期が始まります。
また今年も週6~8時間くらいしかありませんが、(子持ちには正直十分、十分)復習と宿題をちゃんとやってB1のレベルを確実なものにしようと思います。

ブログを始めたお陰で、オフィシャルのテストを受けよう!という気マンマンです。
フランス語について、たくさん書きたいことが出てきましてですね。
そうすると自分の正式なレベルを公表出来た方が信頼度あるじゃないですが?

去年は仕事探しに興味がシフトしていたので、テストのことなんて全く考えていなかったけれど、急にやる気が出てきたぞ!!


が、しかし!!!!
ブログからやる気をもらった一方ね。
たくさん面白いブログを発見してさ。結構、時間が奪われているよね。笑
(こんなに日本語読んでていいのかしら?フランス語読まないと...)

笑って、元気をチャージ出来ているから、いっかな!


次回から、数回に分けて「フランス語をこれから始める人」「始めたばかりの人」へ向けて記事を書きたいと思います。

ちまたで流れるフランス語に対するウワサ、そして私が当初持っていたイメージと、本当のフランス語の姿が少し違っていたので、そういうことについて触れていきたいなと思います。

 

ではでは、良い一日を。

どうしても覚えられない単語は絵を描くべし

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「新しい単語は実生活で7回使えば覚える」

 

英語を勉強していた頃に聞いた言葉です。もう10年前のこと。
その当時は「うん、その通りだ」と実感していた気もするのですが、フランス語を始めてから感じることは「理由は分からないが、どうしても頭に定着しない単語がある」ということ。

単純に老けたのかな?アレレ...

 


私の脳の老化具合は置いておくとして、本題。
そんな語彙に対して、みなさんどんなアプローチをとっていますか?

ひたすら綴りながら、口に出す?
一旦、放っておく?
そもそも、そんな心配はないって?

 

 

私はイメージを作ります

私の場合はですね、頭に絵を描くようにしています。


フランス語を始めて、一番最初にこの現象が起きたのは une pomme de terre(ポム ドゥ テェー)、ジャガイモでした。
今考えると、こんな簡単な単語にナゼつまづいたのかは不思議ですが、どうしても覚えられない語彙類にあまり難易度は関係ない気がします。

ここはヨーロッパですからね、そりゃもうジャガイモをたくさん食べますよ。
なのでよく耳にする言葉です。

聞く時は理解できるのですが、どうしても口から出てこない...。
そこで!

 

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pomme(ポム)が土手(どて)を歩いている絵をイメージしたのです。
これでポムドテ、どうよ?

 

pomme はリンゴのこと。音が可愛いので早めの段階で覚えられた単語です。
印象的なイメージが出来上がれば、こちらは忘れないもの。
「えーっと、ジャガイモって...」と考える度に、可愛いリンゴさんが土手を楽しそうに散歩している絵が頭に浮かびました。
それを数回繰り返すうちに自然と pomme de terre は頭に定着したのでした。


その他には、une trousse(トゥース)、筆箱、ペンケース。
これもナゼか頭に入らなかったものの一つです。
そこで...

 

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オードリーの春日さんに協力してもらうことに。

もう語呂とか、関係なしです。
おかげで授業中に筆箱を見ては、一人勝手に元気をもらっていました。

 

 

全身使って覚える

要するに、何でもいいんだと思います。
外国語学習において、音だけじゃなく動作・特別なシチュエーションと関連づけることはとても大切なことです。


手を動かしたり、歩きながら話したりする方が脳により強い印象を残します。
覚えたいフレーズがあったら、特別なジェスチャーをつけてみるといいと思います。
(あまり変なものをつけると実践で恥ずかしいので、自然なものでよろしくね)

 

 

ちなみに

pomme de terre ですが、terre はフランス語で大地の意味。本当に大地のリンゴという言い方から来ている言葉です。

土手=大地、の中にいるリンゴのイメージはまさしくジャガイモってことだったんだね!!
その頃は渡仏したばかりの時期で、語源まで考えたことはなかったからさ。
あら、偶然。

 


それでは、ほとけのくにからのちょっとしたアドバイスでした。

ではでは!

「薬」 フランス語で?

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「あー、頭痛い」
「頭痛薬飲めば?」

例えばこんな会話。
あなたはどんな風に、フランス語で言いますか?


薬といえば、un médicament (メディカモン)。
英語の medicine とよく似ているので初見の人にも医療用語というのがなんとなく分かりますね。
ではでは、さっきの会話に戻ります。


「J'ai mal à la tête」(ジェ マラ ラ テット)
あー、頭痛い
「Prends un médicament」(プロンド アン メディカモン)
薬飲めば?


ふむふむ。もちろんこれで十分OKです。
私はつい最近まで薬的なことを言いたい時、全てこの médicament でやりすごして来ました。

でもね、実際にはそんなに聞かないんだな!
私の友人達がよく使う言い方...


「J'ai mal à la tête」
「Prends un cachet」(プロンド アン カッシュ)


un cachet の本当の意味は、錠剤です。

英語でも、頭痛薬や腹痛薬、日常会話で出てくる程度の薬のことは pill が使われます。
pill もまた錠剤のこと。
medicine と言うよりも実に自然です。
それに似てる感じなんだろうなーと思います。

他には、
「Tu veux du doliprane?」(チュ ヴゥ デゥ ドリパン?)
ドリパンいる?

「J'ai pas d'aspirine...」(ジェパ ドゥ アスピリン)
あ、アスピリンないわ...ごめん

みたいな会話も聞いたことあります。
doliprane も aspirine も薬の商品名です。
「バファリン持ってるけど、あげようか?」っていう日本語の会話も普通ですもんね。

 

ちなみにですが、この cachet にはハンコの意味もあります。

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中世の偉い人が、封筒を閉じる時に付ける、あのカッコイイやつです。
日本語ではシーリングワックスって言うんだって。

 

へー、知らんかった!

 

 


では、また!

 

痒いところに手が届く単語帳とは...?

hotokenokuni.hatenablog.com

 

 

 

「捨てる」 フランス語で?

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何々、捨てるだって?そんな簡単なこと調べりゃすぐ分かるって。
てか、知ってるよ。

 

jeter (ジェテ)

英語でいうところのthrow away。
そうそう、それもまさしく、捨てたり投げたりする意味なんだけど。
実生活で聞くのは...


mettre à la poubelle (メット ア ラ プベル)
ゴミ箱に入れる

 

の方が多いと思います。
(まぁ、あくまで私の実感なのですが...)

 

少し前に、塗装はがし液を買いに行った話しをしましたね。
その時、店員さんが
「使用したブラシはもう使えないので、捨てちゃって下さい。」
と、説明したのですが

Vous allez mettre à la poubelle 
と言っていました。

 

私はついつい Je le jette (これ捨てる)

なんて言い方ばかりをするのですが、mettre à la poubelle をよく聞くぞ!という事に気がついたんです。
もちろん、jeter も使えますよ。

さっきの店員さんのフレーズも
Vous allez jeter à la poubelle とも言えますし。

というか、à la poubelle をおしりに付けて、ゴミ箱に捨てる。ゴミにする。という事をきちんと言わないといけないのかもしれませんね。
日本語的な「それ捨てて」だけでは足りないのだと思います。


ブログを書きながら、何かに気がついた私です。
へへへ。
ニッチな単語以外にも、こっちの表現の方が自然だよ。なんてことに気がついたら、またまた紹介したいと思います。


では、また!

 

痒いところに手が届く単語帳とは...?

hotokenokuni.hatenablog.com

「めうち」 フランス語で?

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さっそく本題に。

これ、めうち。
知っていますか?
裁縫される人や、革製品を自分で作る人ならご存じでしょう。


縫い目をほどいたり、穴を空けたりね。とても万能です。
これないと裁縫はやってられません。

フランス語ではなんというのだろう...?

 

une alêne です!(アレン)


なぜ私がこの単語を知っているかと言いますと、フランスで初めて行ったインターン先がハンドバックの工場でしてね。
その時、いろいろ裁縫用語を学んだんです。

フランスと言えばモード(ファッション)の国。
案外、こういう業界用語知りたい人いるんじゃないかと。
もう一年前になる記憶をひっぱり出して、今やっと、めうちを思い出した訳です。
と言っても、夫に散々質問しまくって、分かったんだけどさ。

 

実は、今さっき綴りをきちんと確認するまで、la reine (女王)だと思っていました。
仕事場では、「ラレン取って~」「ラレンどこどこ~」なんて会話が繰り広げられてましたからね。
私はてっきり、「へ~、めうちは女王って呼ばれてるんだ。それくらい重要だもんな。」なんて、一人で納得していたんですよ。

いやいや、la reine じゃなくて、l'alêne なのよ!
RとL、しっかり認識していないと完全に聞き間違えます。
本当、しょっちゅ...

 

ちなみに、un poinçon(ポワンソン)で、検索しても同じような商品がヒットします。
こちらの方が一般的な穴空け道具として認知されてるようです。
工作の行程なんかで、ここでpoinçon が必要です。とか登場してくると思われます。


一年ごしの勘違いに気がつけて、ちょっとすっきりです。
ふふふ。

 

では、また!

 

痒いところに手が届く単語帳とは...?

hotokenokuni.hatenablog.com

「塗料はがし液」 フランス語で?

先日、棚の塗り替えをしたいと思ったんです。
結構分厚く塗装がされていて、やすりで削りはじめたものの、これは重労働だなぁと...

そこで、グーグルグーグル。
いくつかのDIY 記事を読むと、薬品で古いペンキを溶かして、塗り直す方法が紹介されている。
塗料はがし液、なるものがあるらしい。

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日本では、塗料はがし液だったり、塗装はがし剤なんて呼ばれているみたい。
フランス語ではなんというのだろう...?

 

さっそくお店に行ってみた!
「あの、家具のペンキ塗り直したいんだけど、ぶ厚くて削るの大変だから、取り除く薬品ありますか?」

「あ、Décapantね!!」

お!décapantと言うらしいです。
はいこれ。

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ちょうど家具の塗り替えを考えていたフランス在住のあなた!私みたいにまどろっこしい言い方しないでね「Décapantちょうだい!」ってかっこよく言っちゃって下さい。

デカパン、デカパン。発音は、でかいパンツと一緒だから!

ちなみに値段は、0.25Lで6€くらいでした。

 

 

ではまた!

 


痒いところに手が届く単語帳とは...?

hotokenokuni.hatenablog.com